香落渓から滲み出た地下水と良質の酒米
寛政五年より継がれし米を大切にする心
四方を山に囲まれた盆地、名張市。昼と夜の気温差が大きいこの地で育つ米は、強く栄養を吸収しやすい気候のもと育っております。また、肥料成分を吸収・保持しやすい粘土質の土壌、淀川の源流域「香落渓」から汲み上げる清水は、いつも変わらずおいしい酒米をつくりつづけます。
適した温度差の大地と香落渓の水が生む酒米
名張川の支流・青蓮寺川の上流域に位置する香落渓(かおちだに)
約8kmにも及ぶ谷の深さは1500万年前に起こった火山の噴火によって堆積した安山岩が
浸食し続けたことによる、圧巻の景観を見せてくれます。
紅葉の名所として、観光地にもなっている渓谷になりますが
景色だけではなく、名張川の上流から香落渓を伝ってゆっくりと
地下室まで濾過された、上質なお水が、澤佐酒造の酒造りを支えています。